【CAが思う魅力的な女性とは?】女社会で学んだ素敵な女性の特徴・要素
こんにちは、yです。
客室乗務員の世界、それは女の世界、例えるなら大奥ともいうべき場所です。
その中で、色んな経験をし、色んな女性を見てきました。
今回は、私が身をもって感じた、素敵な女性・魅力的な女性の特徴・要素について書いていきたいと思います。
自分のことをあまり語らない
みんな、テーマ「自分」の人生の主人公です。
そこで、自分の話は、相手にとって他人の話です。
その前提を理解したうえで、相手との関係性や、相手の置かれた状況・心境、そういうものを考慮して、必要な時にはじめて自分の話をすればいいと思います。
求められていないのに、一人よがりに自分の話をしていては、自己満足感が高まっていくのと反比例して、自分の希少価値は下がっていきます。
自分の話なんて、足りないくらいがちょうどいいのです。
美しい
そして、美しさです。
客室乗務員の世界で、たくさんの美しい女性を見てきましたが、
美しさは、人の心を動かし、魅了し、癒す、特別な力を持つように感じます。
(時に嫉妬など激しい感情も生むかもしれませんが、、、)
美しさは、生まれ持った性質とその人の努力の掛け算ですよね。
視覚的に入ってくる素晴らしさはもちろんのこと、その裏に隠れたその人の努力や習慣などを想像することで、より魅力的に感じます。
姿勢がいい、肌が綺麗、目が大きい、まつ毛が長い、輪郭が綺麗、小顔、スタイルがいい、鼻が高い、美黒、色白、声がきれい、脚が長い、指が綺麗、髪が綺麗、、、
人それぞれ、その方なりの美しさがあると思います。
そして、○○フェチというのがあるように、人それぞれ魅力的に感じる部分もまた異なります。
自分を1つの道具のようにみたてて、客観的視点でみることによって、
自分の武器を探し、それを生かす為に、魅せ方を工夫したり、磨いていくことが大切なのだと思います。
品がある
品というのは、どこからくるのでしょうか?
正直、私にはその出所がわかりませんが、
想像するに、
色んな感情が渦巻く人間という塊の中で、
「これは出して、これは出さない」という風に
所作や言葉遣い、表現の仕方など、表に出すものを選んでいくこと、
その選択の積み重ねによって作られる、自分ブランドのようなものだと思います。
「あの人は絶対にあんなこと言わない」そういう発言がたまにきこえてきますが、それはこの自分ブランドの結果なのだと思います。
毒を全く出さず、きれいなものだけを出していくと、品というよりは、面白みのない人になってしまいます。
品がある人とは、その表に出すものと出さないもの選択が痺れるように絶妙な人のことだと思います。
周りにいる品のある人を良く観察して、その絶妙なラインや魅せ方の勉強をしていきたいと思います。
芯がある
芯があるなと感じる瞬間って、どんな時でしょうか?
食べ物に置き換えて考えてみると、例えば、パスタを茹でた時、パスタの芯が残っていた、なんて表現をしますよね。
それと同じで、人間の芯も、柔らかい中にある硬いものだと思うんです。
つまり、素直で、柔軟で、優しくて、そういう柔らかい雰囲気の中にある、
揺るがない信念だったり、正義感だったり、そういうものをさすのだと思います。
すべてが強い意志だけだと、それは芯があるではなく、頑固になってしまいますもんね。
物事の本質を見つめて、大切に守るべきことと、緩みを持たせる部分、をれをを見極める力がある人を、芯があるというのかもしれないですね。
ギャップ/意外性
以前、すごく綺麗な方がこう言ったんです。
「私、休みの日はソファの上でゴロゴロしながら、ポテトチップスを食べて漫画を呼んでます。」
はにかむようなその言い方が、それはそれは上品で。。。
その発言にとても惹きつけられたのを覚えています。
今までは、模範的・絶対的な美しさだったのですが、
もっと感情に迫ってくるようなはつらつとした魅力を感じました。
ギャップって、絵に描かれた美しさに魂を与えていくような…絵本から絵を飛び出させるような力があると思います。
美しいもの・整ったもの、そういうもの中にある異質なもの・意外なものは、その人の人間らしさみたいなものを想像させ、差し迫る魅力に変えてくれると思います。
ギャップは、まさに人を魅了する武器だと思います。
大胆さ
大胆さと聞くと女性の要素とは違うイメージがありますが、そういう意味で、これもギャップの1つです。
ここでいう大胆さとは、例えばここぞという時に正論を述べてしまうとか、すごい挑戦をしちゃうとか、驚くようなことをさらりと暴露しちゃうとか、、、
和を重んじるような女社会の息苦しさの中で、そういう大胆さや自由さ、潔さはきらりと光る魅力となる要素だと思います。
ただし、大胆な行動って、抑圧された世界においては嫉妬の対象になりがちですし、噂話の恰好のえじきになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
大胆さは、ごくたまに垣間見えるくらいがちょうどいいのだと思います。
ユーモアがある
ユーモアは、人を和ませるような《おかしみ》のことだそうです。(Wikipediaより。)
つまり、相手への思いやりの表れであり、人間関係を築く際の潤滑油です。
ユーモアは、自分と相手との空間に安らぎを与えてくれます。
「そんなに気を遣わないでね。」「遠慮しないで。」「肩の力を抜いてね。」
そういうこちらへの思いやりを、間接的に伝えつつ、こちらの「ありがとう」を必要としないような配慮までなされている、まさに粋なおもてなしですよね。
自分の弱み・欠点を見せられる
「私、大雑把なの」「こんな大失敗をしたの」「こんなことやらかしたの」
そうやって自分の欠点や失敗を語れる人って好感が持てませんか?
失敗って、人生において、誰もが何度も経験することなので、
その時感じた気持ちは、多少の違いはあれど、誰もが共感できることだと思います。
よく学生時代の部活動の仲間や、客室乗務員の世界ならば新人訓練時代の同期が一生の仲間だといったりすると思うんですが、それは、苦楽を共にする過程で生まれた共感性が一因だと思います。
つまり、共感は、人と人との関係を深める力があります。
共感の対象はさまざまありますが、、、
成功話よりも失敗話の方が、自分の弱みや欠点が露呈し、話すことに躊躇いが生まれたり、ちょっとした勇気が必要だったりします。
ですが、だからこそ、成功談よりも失敗談を語る人の姿に人は惹かれるのだと思います
また、欠点や失敗を語れるということは、少なくとも自分の欠点を認め、改善する努力をしたり、失敗を乗り越え、次に生かしたりと、何かしらその後に努力がある証だと思います。
そういう意味でも、自分の弱み・欠点・失敗を笑えるような人間になりたいと思います。
いかがでしたでしょうか?
客室乗務員の世界で出会った素敵な先輩方のことを思いながら、書きました。
自分で書いていて、なんかどこかで見たことがあるような内容だなと思ってしまいました。
まぁ、だとしたら、これは多くの方が共感できる自明の真理なのかもしれません。
素敵な女性って、誰かの目標になったり、誰かを勇気づけたり、
要は、誰かの生きる力になったりすると思うんです。
筆者は人生の価値は、築き上げた幸せの数(自他共に含めて)だと感じているので、、、
こういう素敵な女性になれるよう、精進して参りたいと思います。