※この記事はアフィリエイト広告を使用しています

「仮面浪人しようかな…」
もう10年以上前ですが、筆者も悩んで悩んで悩みまくっていました。
そして悩んだ末受験を決め、第一志望の大学に合格することができました。
- 現役で早稲田大学に落ち、MARCHに入学
- 6月から仮面浪人を決意
- 翌年3月、第一志望の早稲田大学(文系・3教科受験)に合格

この記事は、そんなかつての自分ように、悩んでいるあなたに向けて書きました。
筆者の体験談もご紹介します!少しでも参考になれば嬉しいです。
仮面浪人とは?その特徴と背景

仮面浪人は、大学に在籍しながら別の大学や学部を目指して受験勉強をする方法です。仮面浪人を選ぶことで「保険」を持ちながら再挑戦することが可能です。
特徴としては、以下が挙げられます。
- 学籍の維持:大学に在籍しながら勉強するため、進学のリスクを軽減
- 時間管理の難しさ:大学生活と受験勉強を両立する必要がある
- メンタル面の負担:周囲の学生に秘密を抱えることへのストレス
仮面浪人の成功率を上げるための5つのコツ
仮面浪人を成功させるためには、確固たる意志と自己管理能力が不可欠です。以下に、成功率を高める具体的なコツを紹介します。
コツ1:隙間時間は暗記に全集中

仮面浪人はとにかく時間との戦いです。そこで隙間時間は暗記に全集中することが、合格の鍵となります。
- 隙間時間の具体例:通勤時間、待ち時間全般
- おすすめツール:持ち運びに便利なコンパクトサイズの単語帳、マスク
筆者の体験談
筆者は単語帳とマスクを常に常備。5秒でも時間があれば、すぐに単語帳を開き、必要に応じてマスクを装着して、ぶつぶつと呟きながら暗記を行っていました。
筆者は1時間半の通学時間があったので、英単語、古文単語、歴史用語はこの移動時間の中で集中的に覚えました。
限られた時間・家ではない環境の方が、実は集中して覚えられる気がします!
おすすめの単語帳
英単語
日本史用語
古文単語
コツ2:適切な学習環境の確保

集中できる環境の確保は重要です。高校時代の学習場所は塾や自宅になりがちですが、大学生だと物理的に大学に通うので、気持ち的にも柔軟に学習環境を選びやすい気がします。
- おすすめ:大学の空き教室や図書館・カフェテリア、カフェなど
- ポイント:SNSやスマホの通知をオフにして集中力を維持
筆者の体験談
筆者はわざと空きコマを作り、空き教室や大学のカフェテリア、図書館などで1コマ分集中して学習するようにしていました。「比較的受動的な講義の時間・能動的な過去問を解く時間」と緩急をつけて学ぶことができます。
「この1コマ分で過去問をやるぞ!」で集中力UP!
コツ3:大学生活を充実させる

仮面浪人においては、大学の単位取得、サークルやバイトなど、大学生活を充実させることも大切だと思います。
- おすすめ:授業では必修科目を優先し、比較的単位を取りやすい授業や受験教科にマッチする授業を選ぶ。
- マインド:仮面浪人は隙間時間の圧倒的な集中力を武器にするべきです。既に受験生として1年間勉強した貯金があるので、長時間自分を机に縛り付けるより、緩急を大切に学習した方が良い結果に繋がることも。。
筆者の体験談
筆者の専攻は英米文学、サークルに所属し、アルバイトを2つ掛け持ち(1つは塾講師)、さらに習い事をやりながらの仮面浪人でした。今思うととても忙しかったですが、忙しかったからこそ、「余暇時間はすべて勉強時間」を徹底することができたと思います。通勤時間、お風呂の時間、トイレの時間、ちょっとした待ち時間、すべてを注ぎ込めば充分に勉強時間は確保できます。
コツ4:メンタルやモチベーションの維持

仮面浪人は孤独感やプレッシャーを感じやすいです。また、大学生活が充実することで仮面浪人のモチベーションを失うことも。
- 目標の明確化:志望校への決意を手帳や部屋の壁など目につく場所に。志望校を訪れてみるのも◎。
- 仲間と共有:仮面浪人仲間を探すこともモチベーションの維持に繋がります。
↑ただし、カミングアウトはジャブを打って慎重に(笑)
筆者の体験談
筆者は大学で身の丈に合わないキラキラしたサークルに入ってしまい、ここでずっとやっていくのはしんどいなぁと言う気持ちが勉強を後押ししました(笑)仮面浪人は物理的に保険があると言えど、しっかり勉強していくと、「受からなかったら立ち直れないかも……」と不安な気持ちになるものです。
コツ5:柔軟な勉強法の採用

受験生の頃は、例え集中できなかったとしても、塾や自宅の机に座って勉強しないと…という固定観念がありませんか?その点、仮面浪人だと、柔軟な勉強法が選択できる、というのは強みがあるような気がします。
- 勉強法:お風呂の中で資料集を読む、ブックオフで参考書を買ってみる、カフェで勉強してみる
筆者の体験談
筆者は現役時代、早稲田大学の重箱の隅をつつくような日本史の問題に苦戦しました。。そこで、日本史の資料集を友人から譲ってもらい、1つをお風呂用として雑誌のような感覚で読んでいました。机に座ってみるより、記憶に残ったような気がします。
仮面浪人で失敗しないための注意点

仮面浪人はメリットがある一方、失敗するリスクもあります。以下に、よくある失敗例とその対策を紹介します。
失敗例1:計画性の欠如
計画なく始めると、サークル活動やアルバイト・大学の課題などに追われ、受験勉強が中途半端になります。
- 対策:月間・週間計画をしっかり立て、進捗を定期的に確認。
- 体験談:筆者は、手帳に問題集や過去問の実施日程を書き込んで、都度進捗を確認していました。
失敗例2:周囲との違いによるストレス
仮面浪人生は、大学の友人に秘密を抱えつつ、浪人生のように周りに仲間もいない。一人孤独を抱え、ストレスに繋がることも。。
- 対策:仮面浪人の先人達のブログを見る or 仲間を作る。SNSは極力見ない。
- 体験談:筆者も途中、仮面浪人を大学の友人に隠している罪悪感と、大学生活をどこか全力で楽しめない疎外感、そして浪人生のように勉強に全振りしてないことへの焦り…色んな思いが重なり孤独感を感じていました。その時、仮面浪人成功者のブログを読んで、「自分も先輩方に続くぞ!」とモチベ―ションを上げていました。
このブログもそんな思いで書いています!
失敗例3:モチベーションの低下
大学生活がある程度充実すると「まぁこのままでもいいか」と思う瞬間があるかと思います。ですが学歴は一生ついて回ります。そして「変えることができるのは、今しかない!」その事実を忘れないでください。
- 対策:モチベーションが下がったら、「本当に後悔しない?」と自問自答する。
- 体験談:「大学生生活を充実させればいいじゃん」そんな気持ちになったこと、筆者もあります。ですが、やはり学歴は、人生のあらゆる場面でついて回ります。就活する時は?もし本を出したら?(笑)色んなシーンを想像して…受験生時代の悔しさを思い出して…決意を固めていました。
仮面浪人のメリットとデメリットのまとめ

最後に、仮面浪人を検討する際のメリットとデメリットを改めてまとめておきます。
メリット:保険を持ちながらの再挑戦
- リスク軽減:不合格でも大学に戻れる。
- リソース活用:大学の図書館や施設・通勤時間などを利用した柔軟な勉強法の選択が可能。
- 体験談:現役時代より、短時間で・集中して・効率の良い勉強ができたと感じます。
デメリット:時間・費用・精神面の負担
- 時間的負担:大学生活と受験勉強の両立は精神力と体力が必要。
- 費用:受験費用、(成功すれば)1年分余分に学費がかかる。
- 体験談:アルバイト・学生生活・受験勉強の3足の草鞋を履くことは、ストレスや孤独感に繋がることも。
仮面浪人を考えているあなたへ

仮面浪人を考えて、最後まで読んでくださったあなたは、きっともう結論が出ているんじゃないかな?と思います。思いがあるのなら、絶対に挑戦すべきです。だって「第一志望校に学歴を変えるチャンス」があるのは今だけなんですから。
大学の友人を裏切るような申し訳なさ、秘密を抱える孤独感、中途半端な自分への焦り、様々な葛藤の先に「最高の未来」が待っています。
筆者も、家のチャイムが鳴り「早稲田大学からの郵便をお届けに入りました!」という声を聴いた時の喜びは、今でも忘れることができません。
あなたの挑戦を、心から応援しています!
ただし、学歴は一方でただの肩書です。一番大切なのは、その人の中身。仮に第一志望校に入れなくとも、努力次第で未来は明るいはずです!